60~80年代の車の部品専門店

THサービスブログ | 60~80年代の車の部品専門店 [TH SERVICE]

THサービスブログ | 60~80年代の車の部品専門店 [TH SERVICE]

旧車だろうが車はフツーに動いて当たり前!

ダルマセリカのクロームクォータートリムを発売します。ブログをご確認ください。

THサービス 60~80年代の旧車・部品ブログ

 2023-11-04

マスタング351Cエンジン(5.8L)のオーバーホール

皆さんこんにちは。
秋真っ盛り、旧車も乗りやすいいい季節ですね。
現在THサービスではフォードの351Cエンジンのオーバーホールを行っています。
くたびれたエンジンをちょっとパワーアップさせて気持ちよく走らせたい、というご要望です。
で、今から組立というところで新しいカムシャフトを投入なのですが、メーカーからは作用角とバルブリフト量しか情報が明示されていません。
つまり開き始めや閉じ終わり、オーバーラップがわかりません。
となると調べてみたくなってみますよね。

バルブリフターにダイヤルゲージをセットして0.50mm間隔でクランク角を測定していきます。
その結果が以下の通りです。

今回はこのグラフがどうこうという話には触れません。
しかしオリジナルのカムシャフトも測定してグラフを重ね合わせることで
エンジンの性格の違いや馬力UPするのかしないのか等が見えてみます。
比較のための測定が済んでから標準で組むのか、バルタイ調整をするのか検討して組立となります。

ちょっとしたお話でした。